光の三原色と色の三原色

私たちの周りは色でいっぱいです。
この”色”がどうやって私たちの目に見えるのか、今回は、色の世界の基本である「光の三原色」と「色の三原色」について解説します。

色は単なる美的要素というだけでなく、私達の行動や感情に影響を及ぼす力を持っています。広告に使われる赤い色が購買意欲を引き立てたり、お気に入りの色が気分を上げてくれたりするのは、そのせいですね。

光の三原色

光の三原色(赤、緑、青)は、私たちがテレビやスマホの画面で見る色を作り出しています。これらの色が混ざり合うと、目にはさまざまな色として映ります。

加法混色

加法混色(かほうこんしょく)は、光の色を組み合わせることで様々な色を作り出すことです。
加法混色の基本となるのは、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色です。これら三色の光が異なる強さで光ることにより、幅広い色を表現することができるようになります。

加法混色の典型的な例は、テレビやコンピュータの画面です。
画面は数百万の小さな点(ピクセル)で構成されていて、それぞれのピクセルが赤、緑、青の光を異なる強さで光ることで、さまざまな色が作り出されています。全ての原色の光を最大の強さで混合すると、白色になります。
逆に、光が全く混合されない場合(つまり、ピクセルが光を放出しない場合)は、黒色となります。

現在のディスプレイは、非常に高精細のピクセルでできているので一見わかりにくいですが、よくよく見ると赤、緑、青とピクセルに分かれています。
昔のテレビの画面は虫眼鏡で見ると、ピクセルで見えるのでわかりやすかったですね。

色の三原色

一方、色の三原色(シアン、マゼンタ、イエロー)は、絵の具やプリンターのインクで使われています。これらが混ざることで、紙の上に様々な色が現れます。

減法混色

減法混色(げんぽうこんしょく)は、物理的な色素や染料を混ぜ合わせることで色を作る方法です。私たちが普段使っている絵の具やプリンターのインクによく見られる方法ですね。

この混色方法では、色素が光の特定の波長を吸収し、他の波長を反射することで色が見えます。

減法混色の三原色はシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)で、CMYとも呼ばれます。それぞれが光のスペクトラムの一部を吸収し、残りを反射します:

  • シアンは赤色の光を吸収し、緑と青の光を反射。
  • マゼンタは緑色の光を吸収し、赤と青の光を反射。
  • イエローは青色の光を吸収し、赤と緑の光を反射。

これらの色を組み合わせると、異なる色が見えます。例えば、シアンとマゼンタを混ぜると青が、マゼンタとイエローを混ぜると赤が見えるのです。

CMYK色空間

シアン、マゼンタ、イエローを混ぜても完全な黒にはならないため、印刷技術ではこれらの三原色に黒色(Key, K)を加えます。これによりCMYK色空間が成り立ち、より深い黒色を得ることができる上、インクの使用量も節約できます。
Kが「Key」と呼ばれるのは、印刷においてキーとなる役割を持つためです。

この原理は絵画、印刷、染色など日常生活の多くの面で使用される基本的な色彩理論です。

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